しぶい! 元ネタとしてよく使われる、ケルト神話・アーサー王伝説の名前まとめ

クー・フーリン、モリガン、ランスロット、エクスカリバー、ゲイ・ボルグなど……素敵ですね!

目次(クリックでジャンプ)
  1. ケルト神話
  2. アーサー王伝説
  3. ローランの歌

ケルト神話

神々

アリアンロッド
アルティオ  熊の女神
エポナ 馬・ロバ・ラバの神
エリウ  戦いと豊穣の女神
オグマ  戦い・言語・霊感の神
グウィディオン
クー・フーリン 半神半人の英雄。美しい容貌だが、いざ戦いが始まると化け物に変化。
ケリドウェン  月の女神、冥界の女神
ケルヌンノス  狩猟の神・冥府神
ゴヴニュ  工芸の神の一柱
スカアハ
ダグザ
ダヌ
ヌアザ  戦いの神、水に縁のある神
ネヴァン
フィン・マックール フィアナ騎士団の首領である英雄。
ブリギッド
モリガン 三位一体の戦いの女神
ルー  太陽神


↑魔槍を持つ大英雄、クー・フーリン。

4つのサイクル

神話サイクル(Mythological Cycle) 神々の物語を扱うサイクル。
アルスターサイクル(Ulster Cycle) 英雄クー・フーリンの活躍を中心とするサイクル。

フェニアンサイクル(Fenian cycle) フィン・マックールと彼の率いるフィアナ騎士団(Fianna)を中心とするサイクル。
歴史サイクル(Historical Cycle) 歴代のアイルランドの君主を扱うサイクル。

武器

カラドボルグ 三つの丘の頂を切り落としたという。エクスカリバーの原型とも。
クルージーン・カサド・ヒャン
ゲイ・ボルグ クー・フーリンの持つ魔槍。銛のような形状をしており、投げれば30の鏃となって降り注ぎ、突けば30の棘となって破裂する。
フラガラッハ 「回答者」「報復者」という意味を持ち、英語でアンサラー(Answerer)とも呼ばれることも。抜こうと思うだけでひとりでに鞘から抜け、敵に向かって投げれば剣自らが敵を倒す。
ルーン

文献など

マビノギオン アーサー王伝説の元となる話も含まれているとのこと。
<ガリア戦記>

ドルイド ケルト人社会における祭司
ゲッシュ 騎士の誓い。~してはならない、という禁忌。厳守すれば神の祝福が得られるが、一度破れば禍が降りかかると考えられた。

 

ケルト神話は、鉄器時代のケルト民族の宗教・伝承体系。そもそも、ケルト人は中央アジアから来てヨーロッパ中に広がっていた民族。

南部のケルト文化は、ローマ帝国による征服とキリスト教への改宗のため消えてしまい、ローマやキリスト教側の史料を通じてのみ現代に伝わっています。

ローマ帝国・キリスト教はさすがの影響力。しかし北方のケルト人、イギリス周辺のケルト文化は生き残ったようですね~。

アーサー王伝説

アーサー王 ブリテンの王。
マーリン アーサーを補佐し、導く魔術師
グィネヴィア アーサーの王妃。ランスロットとの禁断の恋で有名。
ヴィヴィアン(湖の乙女) マーリンの愛人にして弟子。
モルゴース アーサー王の異父姉。
モーガン・ル・フェイ 妖姫。アーサー王の異父姉。英語だとファタ・モルガーナ。ケルト神話のモリガンと同一視されることも。


↑アーサー王。キリスト教的君主の理想とされる。

↑魔女モーガン

円卓の騎士 アーサー王に仕えた精鋭の騎士たち。各々魔法の円卓に席を持つ。席の総数、構成員は作品によって異なる。

ランスロット 湖の騎士。この世で最も誉れ高き最高の騎士。グィネヴィアとの不義の恋の結果、アーサー王と対立していくことに。
ガウェイン モルゴースの息子でアーサーの甥。
トリスタン アイルランド王マルクの甥。竜退治やイズーとの恋で有名。
ガラハッド ランスロットとカーボネックのエレインの息子。聖杯の騎士の一人。
パーシヴァル ペリノア王の息子。聖杯の騎士の一人。
モルドレッド ガウェインの異父弟。王位の簒奪を企み、アーサーと戦う。


↑円卓の騎士。細かい人数や人名は、様々な設定があるとのこと。

↑最高の騎士にして裏切者になってしまったランスロット

武器

エクスカリバー 魔法の力が宿るとされる。いわゆる伝説の武器の代表格でしょう。
アロンダイト ランスロットの持つ名剣。

その他

聖杯 イエス・キリストの聖遺物。アーサー王伝説以外にも中世ヨーロッパには「聖杯伝説」は広く存在した。
円卓
アヴァロン
キャメロット
カムランの戦い
コーンウォール
騎士道

 

アーサー王伝説は、中世騎士道物語の代表的作品。アーサー王は現在のイギリス地域の王様ですね。

内容の多くはケルト文化に由来するというのが一般的な見方であり、だからこそ、この記事でもケルト神話と同じページに書いてあるわけで。

しかし、最近では東ヨーロッパの方の伝説と似ているとの指摘もある様子。どちらが正しいんでしょうか? いやー、昔の話に対する正確な情報は分からないことも多いですねぇ。

ファンタジー作品の元ネタしては、なんといってもエクスカリバーが有名でしょう! 伝説の武器の中の伝説の武器、ファンタジーRPGなどには良く出てくる印象。

ローランの歌

シャルルマーニュ  フランク王国の王、カール大帝。
ローラン  物語の主人公。シャルルマーニュの甥。フランク王国の辺境伯。十二勇将のひとり
デュランダル ローランの持つ聖剣。黄金の柄の中には、聖ピエール(聖ペテロ)の歯、聖バジル(バシリウス)の血、パリ市の守護聖人である聖ドニ(ディオニュシウス)の毛髪、聖母マリアの衣服の一部と多くの聖遺物が納められている。

 

「ローランの歌」(または「ロランの歌」、仏: La Chanson de Roland)は、11世紀成立の古フランス語叙事詩。キリスト教の英雄ローランの、イスラム教との戦いを描いています。

ケルト神話との関係は薄いですが、アーサー王伝説と同じくキリスト教時代になってからの英雄伝説だと言えるでしょう

 

合わせて読みたい! ファンタジーの元ネタシリーズ