奥深すぎる? 元ネタとしてよく使われる、インド神話・ヒンドゥー教の名前

インドラ・アグニ・ガルーダなどなど、意外と西洋ファンタジー系の作品でも使われてたり?

ヒンドゥー教

ヒンドゥー教(英語だとHindu、Hinduism)はインドからネパールなどの南アジアかけて信仰されている宗教。キリスト教、イスラム教に続いて人口が世界で3番目に多い。

ヒンドゥー教はインド地域の神話から発展して生まれたもので、インド神話の神々がそのままヒンドゥー教の中で信仰されていることも多くある。キリスト教などと比べて土着の神話から宗教への変化が小さい感じ。

・三位一体の最高神

ヴィシュヌ  維持の神。正義(ダルマ)が衰え悪が栄え均衡が崩れたときにはアヴァターラ(日本語だと化身)として別の名前と姿で地上にやってくる。化身は無数にあるが、ダシャーヴァターラという10個の姿が有名。
シヴァ  破壊と再生の神。額の第三の目、コブラを巻いた姿が特徴的。リンガという男のアレ(♂)を象徴する彫像を通しても信仰される。
ブラフマー(梵天)  創造の神。4つの顔に4本の腕を持った老人の姿で描かれる。最高神の1人とされるが、上の2人と比べると人気は無い模様。

・その他の神

アグニ  火神
インドラ  雷霆神
ヴァルナ 古代インド神話での最高神。その後、水神とされる
カーリー  戦いの女神
ガネーシャ  像頭の神様
ジャガンナート
スーリヤ 太陽神
ソーマ
ハヌマーン
パールヴァティー シヴァ神の神妃
ラクシュミ
ルドラ  暴風雨の神
ヤマ/閻魔 地獄・冥界の主。仏教では閻魔大王


↑ヒンドゥー教で厚く信仰される、破壊の神シヴァ


↑火の神アグニ、ファンタジーの技名などに使われてる印象

・その他の存在

アスラ  魔族の総称(元々は、悪役ではなかった)。仏教に取り込まれて「阿修羅(アシュラ)」となる
ヴリトラ  巨大な蛇
ガルダ  神鳥。ガルーダとも。めちゃ強い。仏教だと「迦楼羅」
ナーガ  蛇神。仏教だと「竜王」
ラークサシャ  鬼神。仏教だと「羅刹
カルナ  叙事詩「マハーバーラタ」の英雄。


↑翼のある生物として良く利用されるガルーダ

↑ナーガ。仏教では竜王となり、仏陀の守護者。

・聖典

ヴェーダ 紀元前1000年頃から紀元前500年頃にかけて作られた一連の宗教文書の総称。ヴェーダとは「知識」の意味。元々は口伝と受け継がれていた内容であり、書物になったのは後世になってから。
リグ・ヴェーダ 非常に古い時代の神話をまとめたもの。
ウパニシャッド
マハーバーラタ
ラーマーヤナ


↑リグ・ヴェーダ。サンスクリット語で描かれた、古代インドの大長編。

・教義

アートマン
カルマ  仏教では「業」。

・儀式

ヨーガ  ヨガとも。健康体操として有名だが、元々はインドの修行法。

 

日本だとインド系の話はマイナーでしょうか。インド系ファンタジーってのは、あんまり思いつきませんね。

ただし、途中で書いているようにインドの神様・登場人物は、大量に仏教へ取り入れられているので仏教の元ネタとも言えます。

 

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