『処女信仰』 世界共通の男の妄想!

清らかな乙女への憧れと妄想……男って本当にバカな生き物ですよね(笑) 現代日本のオタクだけでなく、世界中の文化に処女への信仰は存在します!


この記事の画像は、すべてウィキペディアより

というわけで、今回のテーマは「処女信仰」。性交経験がない女性を尊いとする考えであり、裏返しとして非処女を低く見る面もあります。英語で言うならVirgin faith?

基本的に「現代日本の男性が女性に処女を求めること」を意味する言葉ですが、この記事では海外の歴史的・宗教的な処女に対する信仰も紹介していきますよ~。古今東西、男は処女を重要視する悲しい生き物(笑)

現代日本の処女信仰

「結婚相手は絶対に処女じゃないと嫌!」「アイドルは処女であるべき」「処女じゃない声優は認めない」「処女は心がきれい」「処女以外は中古品」「若いのに処女じゃないのはビッチでしょ……」

こういう処女を神聖視する意見は、ネット・雑誌などで大量に見つけることが可能。

現在の日本において「処女信仰」という言葉は、女性が自分の処女を守ろうとする考え方というより、主にオタク・童貞の男による処女への痛い妄想を意味します。また、処女以外は認めないという男をネットスラングで「処女厨」と呼んだりも。

人によっては非常に気持ち悪いレベルまで処女信仰をしていて、アイドル・声優の交際や結婚のニュースを聞いて非常に攻撃的な言動をする人も居ます。例えば、↓の2つは有名な書き込み。

『いやでもやっぱり処女膜があるとないとじゃ確実に声質に変化あるよ。 目を瞑って聞くと心から落ち着ける声だったり、解像度の高い、透き通るような声だったりするんだよ。「無垢な声」とでもいうのかなぁ。 』

『最近、ラジオで愛生が喋ってるの聴くと吐き気が・・・ 完全に娼婦の声になってる。今の愛生、昔みたく処女膜から声がでていない 。おそらくトムに奪われたに違いない・・・もうオワリや、氏ね 』

いや~、気持ち悪い(笑) 「処女膜から声がでていない 」なんて一般人には思いつきませんね……ここまで来るとホラー。

こういった処女信仰を持っているのは主に童貞・オタクだと言われています。現実の女性と深い関係になったことがない・自分に自信が無い、こういった要素が処女への執着心を高めているわけですね。

自分が童貞なのに女性の方には経験があると、やはり女性がリードする形になりやすいので。そんなことは男のプライドが許さない(笑)

処女への信仰というのは独占欲の表れともよく言われます。「自分以外の男とやってしまった女性は認めない!」という発想。まぁ、何にせよ男の自己中心的な意見であることは間違いありません。

所で、実際の行為のことを考えてみますと未経験の女性には基本的に処女膜があります。(別に行為を経験しなくても、激しい運動などで破れてたりもするそうですが)「女性の初体験は膜が破れて痛いし血が出る!」というのは有名な話。

そうなると童貞と処女が初体験するとなると中々に大変だと思われます。男の方にも経験がないので女性をサポートすることができません。処女信仰の童貞の人は、ここら辺はどう考えているんでしょうか(笑)?

「初体験でも何の問題もなく気持ちよくなっちゃう!」みたいなのはエロ漫画・同人誌の話であって、実際には処女厨の童貞が処女を満足させるのは難しいような?

「処女」信仰のパラドックス?

もう一歩深く考えてみると、処女信仰とは非常に面白い問題を抱えていると言えるでしょう。処女信仰を簡単に言えば「俺以外の男とやる女は嫌いだ!」ということ。

しかし、厳密な意味での「処女」を考えると、自分と行為をしても相手は処女ではなくなりますよね? 文字通りの「処女」を信仰するなら、自分に好意を持ってる処女がいたとしても手を出してはいけない(笑) 処女信者が行為をしていいのは非処女のみという変な結論になりますね!

男の本能と、性病

国籍を問わず多くの男性が結婚相手に処女を望むことが、「男性の本能」なのか「思想や文化の影響」なのかは、生物学者と文化人類学者で長い間論争があったそう。そして最近の研究によれば、やはり男の本能であり生物学的な性質みたいですね

相手が処女であった場合、子供は確実に自分の血を受け継いでいます。逆に女性に多くの経験があった場合、生まれてくるのは他人の子供である能性が! 男が処女を重要視するのは、ある程度はしょうがないことでもあります。

また、世の中の男性の主張として「処女なら確実に性病に感染していない! 処女を求めるのは当然のことだ!」という意見もあります。パッと見、もっともな気もしますよね。

しかし、この理論で行くと童貞も尊重されるはず(笑) 未経験の男性は性病にかかりませんからね。だけど「性病にかかっていない童貞がいい!」という女性側からの主張は見たことが無いので、結局は男だけの悲しい本能ってことでしょう(笑)

信仰の中の処女

さて、ここからは少し話が変わります。今までが「処女信仰」なら、ここからは「信仰の中における処女」について。恋愛や結婚だけでなく、思想・宗教などでも処女に特別な意味を見出すことが多いんですよね。

例えば古代ローマのウェスタの巫女などは「処女でなくてはならない」とする規則などがあったり。処女には神聖な力が宿っていて、処女でなくなった場合にはその力が穢れたり無くなるという発想は世界各地にあります。

ギリシア神話にはアルテミス・アテーナー・ヘスティアーという三大処女神が登場。


↑処女神にして戦闘神、アテーナー! 強く美しい!

宗教の中では、信仰する神の嫁であるため他の男性との性交を禁止するという考え方も。

カトリックでは男性は修道士、女性は修道女となり一生を独身で過ごす人もいます。これは神と結婚するって発想であり、清貧・貞潔(童貞および処女)・服従の三つの誓いを守ります。

また、キリスト教ではイエス・キリストの母親のマリアが「処女」と呼ばれることが多くあります。聖母マリアは処女のまま(つまり男女の交わり無しに)神の子イエスを妊娠出産したとされているから。

イスラム教では善行を積んで死んだ者は「永遠のフーリー(処女)と好きなだけ行為ができ、酔うことのない酒やうまい果物、肉などを好きなだけ飲み食いできる」とされています。これはかなり直接的ですねぇ(笑)

やっぱり処女は神聖視されたり特別扱いされやすいものだと言えるでしょう。まぁ、宗教というのは基本的に男が作るものなので、こういった「信仰の中における処女」も男の理想論ではありますが(笑)

童貞信仰は無い!

今まで処女への信仰について書いてきましたが、逆パターンの「童貞信仰」はないですよね(笑) 処女は神聖視されても童貞はそんなことありません。男としては童貞が女性から大人気だとありがたいんですが(笑)

童貞信仰が無い理由は2つあると思われます。①男は経験しても体が変わらない。女性は「処女膜が無くなる」という大きな変化があるからこそ重要視されるわけで、男は童貞でも経験済みでも何も変わりません。

②女性の方が現実主義である。男は「自分専用の理想の女性」を妄想しますが、女性はそんな妄想をしない人が多いのでしょう。

童貞と処女の価値について、ネット上ではこんなネタもあります。

弟子「先生、処女を貴重だと思う男は多いです」
孔子「その通りだ」
弟子「しかし逆に童貞は女に気持ち悪がられます」
孔子「確かに」
弟子「おかしいじゃないですか、何故このような意識の違いが生まれるのですか」
孔子「それは一度も侵入を許していない砦は頼もしく、一度も侵入に成功しない兵士は頼りないからだ」

う~ん、納得してしまいますね(笑)

他にも「処女航海」「処女作」といった言葉がありますが、「童貞航海」「童貞作」といった言葉もありません。男女平等の観点からいえば両方ともあるべきでは(笑)

まとめ

・性交経験がない女性を尊いとする考えであり、裏返しとして非処女を低く見る面もある。

・古今東西、男は処女を重要視する悲しい生き物(笑) やはり男の本能であり生物学的な性質とのこと

・恋愛や結婚だけでなく、思想宗教などでも処女に特別な意味を見出すことが多い。しかし、こういのも基本的に男の妄想では。

・童貞信仰はない! 男としては童貞が女性から大人気だとありがたいんだけど(笑)

 

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