全く信じてない人が『前世』について考えてみる!

前世ってロマンチックですよね! 占いなどを中心に人気のあるアイディア。しかし、個人的には全く信じられません!

というわけで、今回のテーマは「前世」。今の自分として生まれる前の人生のこと。英語で表記するなら、previous life。似たような言葉としては、生まれ変わり・転生などがあります。

一部の宗教では認められていますし、宗教以外でも占いやオカルトの分野ではよく見かけるアイディアでしょう! ネットで軽く調べてみても、多くのホームページが見つかります。

ロマンチック&安心感!

前世・生まれ変わりというのは人気のあるアイディアだと思います。それはロマンチックであり、なおかつ人々に安心感を与えるからでは!?

今の自分とは全く違った一生があった。中々にロマンチックでしょう!

前世の自分は、ヨーロッパのお姫様だったかもしれないし、日本の商家の娘だったかもしれないし、アフリカの狩りの指導者だったり賢い学者だったりしたかも!? 場合によっては人間以外の生物の可能性もありますよね~

自分の持つ魂が、今とは別の生き方を経験してきた。ロマンチック! また「前世からの絆」「前世から愛し合っていた恋人」とかも素敵な話。

また、基本的には前世があるということは来世もあるはず! 前世を信じるならば、今の人生が終わっても来世に再び生まれ変わるだけ。

魂は不滅であり死んでも無に帰すわけではない。これが前世というアイディアが人々に与える安心感だと思われます。

ファンタジー作品などでも前世・転生・生まれ変わりってのは人気あります。創作の中だと実際に転生を繰り返してる奴とか普通に出てきますし(笑) 前世からの恋人・生まれ変わった相手との再開ってのも実現できて、中々にうらやましい。

前世の記憶と、それに対する研究

「前世の記憶がある!」「子供が前世のことを話し出した!」という事例は昔から世界中にあります。これも前世を信じる人が多い理由でしょう。

子供の前世の記憶について研究した有名な人物として、イアン・スティーヴンソンというアメリカ人がいます。1960年代に「前世の記憶を持つとされる子どもたち」に興味を持ち、「生まれ変わり」について調査しました。

面接調査を行い、主として2歳から5歳までの間に「前世の記憶をよみがえらせた」子供とその関係者が研究対象として選び世界中で2300ほどの事例を集めたそうです。

研究の結果、イアン・スティーヴンソンがあるが妥当と結論しました。前世・生まれ変わりはあると信じたんですね。

作り話説・自己欺瞞説・偶然説・潜在意識説・記憶錯誤説・遺伝記憶説・超感覚的知覚説・憑依説といったものが考え出されましたが、どれも子供たちの発言を上手く説明できませんでした。そこで最終的に生まれ変わり説こそが最も合理的だと判断!

中々に興味深い話だと思います~。まぁ、私としては作り話・テレビなどの情報を自分の記憶だと信じ込んでしまった(記憶錯誤説)なんかだろうと思いますけど!

前世があるなら、魂の数はどうなってるの?

さて、ここからは私が前世について否定的に考察していきますよ! イアン・スティーヴンソンの研究結果もありますが、やはり前世があるとは信じられません。

その理由の1つが「地球上にある魂の数」。まず、前世があるとするなら「前世の前世」もあるはずですよね? さらに「前世の前世の前世」もあって「前世の前世の(以下略)」という風にどんどん昔に戻っていける。

そんな風に考えてみると、どうなるのか。最終的には「地球上における生命の始まり」まで戻っていけるはず。

しかし、ここで問題が! 現代の西洋科学の仮説では「生命の始まりは、偶然に生まれた1匹の微小生物である。この一匹が自己複製を繰り返して全ての生命の源となった。」ということになっています。

つまり、究極的には全ての生命が同じ微小生物を前世にしている(笑) そうすると「最初は地球上には魂が1つしかなかった」ことになりますよね?

だって、全ての生命は最初の1匹から始まったんですから。しかし、今の地球上には無数の生命がいる=無数の魂がある、これは大問題でしょう。残りの魂はどこで増えたんでしょう?

このように「前世がある=全ての生命は不滅の魂を受け継いでいる」という考え方では、「生命の総数が変化する」ことを全く説明できません。だから、私は前世・生まれ変わりを信じていないのです。

一部のみなら矛盾はない

しかーし、↑の私の理論にも穴があります。つまり「一部の生命だけが生まれ変わり、一部の生命だけに前世がある」という状況ならば問題は無くなるわけで。

全ての生命に前世がある、とするから矛盾が出てくる。それなら「基本的に魂は生まれた時にできて死んだ時には消えてしまう。ところが一部の魂は死んだ時に消えずに、生まれ変わることがある」と考えれば問題を回避できます。生命(=魂)の総数の変化に対応可能

だがしかし! この場合は「前世があるのは一部の人だけ。生まれ変わるのも一部の人だけ」になってしまいます。ということは「自分に前世があるとは限らないし、自分が生まれ変わるとも限らない!」って話に……これでは前世の魅力が半減では。

まぁ、そもそも私は「魂」なるものを信じてないので「一部だけ生まれ変わり仮説」も信じませんけどね! たまには無駄に理屈っぽく考えてみるのも楽しいものです(笑)

まとめ

・前世、生まれ変わりというのは人気のあるアイディア

・ロマンチック! さらに、前世があるなら来世もあるはず。安心感

・前世の記憶について、様々な原因が考えられる……子供の思い込みじゃない?

・前世があるとするなら「前世の前世」もあるはず。最終的には「地球上における生命の始まり」まで戻っていけるはず。だが、そうすると全ての生命(=魂)は、1つの魂から出発したことになる。残りの魂はどこで増えたのか?

・そもそも私は「魂」なるものを信じてないので、前世も信じてません!

 

 

私は宗教よりも科学が好き

私が科学という宗教を信じる4つの理由
みなさん、何を信じていますか? どんな理由で信じていますか?

そもそも魂と宗教のアイディアを生みだしたのは、死の恐怖でしょう!

人間の悲しさは『死』を認識してしまったこと!
「そのうち自分は死んでしまう」という問題を認識しているくせに、死なない方法を見つけられない。これこそが人間の不幸ですよね~