『擬声語』とは? ~色んなものを文字で表現! マンガの中で大活躍!~

ドン! ズバッ! キュンキュン トローン ギラッ! などなど……漫画には欠かせませんね!

というわけで、今回のテーマは「擬声語」! 特に漫画で注目される言葉でしょう。 フランス語の「オノマトペ」という言葉も、同じ意味でよく使われますね。英語だとonomatopoeia

色んなものを文字で表現

擬声語というのは、擬音語擬態語をまとめた呼び方。

擬音語は、「物が発する音」を文字で表現したもの
猫の鳴き声(ニャーニャー)
犬の鳴き声(ワンワン)
心臓の音(ドキドキ)
物が壊れる音(ガシャン)
などなど……

擬態語は、状態・感情などの「音の出ないもの」を表現したもの
じろじろ(相手を見ている)
キラキラ(光っている)
めろめろ(恋をしている)
しーん(音がない、という状況)
などなど……

擬声語=擬音語+擬態語。「擬」という漢字には、本物らしく似せるという意味があります。擬音語は、音を真似た言葉。擬態語は、状態を真似た言葉ということ。

擬音語の方は分かりやすいけど、擬態語ってのは面白い発想ですよね。だって音は出てないのに。物が光っていても「キラキラ」なんて音がするわけではありません。この状況を「キラキラ」と表現するのは考えてみると謎。

言語による違い

日本語は、このような擬音語・擬声語がとても豊富な言語らしいですよ。特に「しーん」は、無音を表すオノマトペとして外国の方には驚かれるとのこと! 確かに言われてみれば不思議な気もします……

言葉というのは、その国の文化と感性を示すもの。外国の擬音語・擬声語も調べてみると面白いかもしれません。

例えば、猫の鳴き声は日本語だと「ニャーニャー」だけど、イギリス英語だと「ミャウ」、アメリカ英語だと「ミュー」。犬の鳴き声も日本語だと「ワンワン」だけど、英語圏だと「バウワウ」とのこと。

猫はニャーニャー、犬はワンワン。これは日本人だけの常識。自分の常識と相手の常識が違うなんて、意外とあることなんですね。

 

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漫画の中の擬声語

さて、この擬声語は日本の漫画の中でよく使われます。上手い使われ方をした擬声語は、作品を面白くしてくれる! 絵だけで表現できないものを消費者に伝えられる。

また、独自の発展・独特な意味があるので漫画の中のオノマトペは「音喩」という特別な呼び方をしようって意見もあります。

なぜ漫画の中で擬声語が発達したのか? それは「文章・音で説明が出来ないから」でしょう!

具体例を出すと「ドラゴンが勢いよく降りてきた」という状況があるとします

小説・ライトノベルなら、そのまま文章で説明すればいいでしょう「ドラゴンが猛烈な速さで地面に迫ってきた」これでOK。

アニメ・映画の場合は音が使えます。ドラゴンが降りてきたときに、派手な効果音を鳴らせばいいですね

さて、漫画の場合はどうでしょうか。長い文章も音も使えない、そこで擬声語の出番。「ドドン!」とか「ギュオーン!」こういった擬声語で迫力が出せます

さらに、漫画では多くの工夫があります!

「めるめる」「メメタァ」などのオリジナルな擬声語を使う

ドン!みたいな大きさで迫力を出す

ひたひた……などフォントを変える

座九座九(ザクザク)みたいにわざと漢字にしてみる

コマ割りから飛び出す・奥から手前に伸びているなど、描き方にこだわる

……他にも探してみれば多種多様な工夫があると思います。それだけ漫画にとって重要な表現ってこと。

迫力・恐怖感・勢い・まったりした空気・作品の独創性、擬声語は多くのことを表現するもの。名作と言われているような漫画は擬声語の使い方も上手いというかオリジナリティがあることも多い気がしますね。

ちなみに漫画の中の擬声語・音喩は、やはり翻訳するのが難しいとのこと。頑張って外国語に訳してみたり、日本語そのままにしてみたり、訳す人によって方法も違う様子。みなさん苦労してるんですねぇ。

まとめ

・擬声語は、さらに擬音語と擬態語の2種類に分けられる

・擬音語は「物が発する音」を表現したもの

・擬態語は状態、感情などの「音の出ないもの」を表現。面白い発想では。だって、音が出ているわけじゃない

・日本の漫画の中では非常によく使われる。作品によって色々な工夫や個性が!

・やはり翻訳するのが難しいとのこと

 

 

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