ネイティブなまり、という発想もありでは? なまってるのが多数派!

英語の話者数

2012年に発表されたHarvard Business Reviewによると、世界人口約70億人のうちで英語を実用レベルで使っているのは約17.5億人とのこと。

ただし、いわゆるネイティブスピーカー(native speakers)は約3.9億人。残りの約13.6億人は第二言語などとして後から学習した人々ということになります。

まぁ、これらの数字は2012年の資料から持ってきたものなので2016年現在では少し変わっているでしょう。しかし、それでも比率自体は大きく違わないと思います。

ネイティブスピーカーの方が少ない

ここで私が注目したいのは「英語を話している人の中でもネイティブスピーカーの方が少ない」ってことです。

ネイティブスピーカー以外の人の方が英語を使っているわけで。それだけ非ネイティブの人にとっても学習する価値が高いとも言えるでしょう。

日本人も英語を学習していますし、韓国・中国でも英語学習はされていますし、インドとかでもエリートの人は英語を話します。英語の便利さ・強さの証拠。

比べると日本語はほとんどネイティブスピーカーしか使えないはず。それは非ネイティブの人にとって学習する価値が低いから。

日本語を使いこなせるようになっても日本以外じゃ役に立ちませんからねぇ(笑) 英語は世界の公用語として圧倒的なパワーを持ってます。

ネイティブなまり、という発想

非ネイティブの英語はなまってるとよく言われます。でも、「なまってる方が多数派」ですよね? だって、英語を話しているのは非ネイティブの人の方が多いんだから!

人口で見るとなまってない英語を話している人より、なまっている英語を話している人の方が多い。なまっているのが普通とも言えるんじゃないですか?

さらに言えば「ネイティブスピーカーの英語は、なまってない正しい英語だ」という考え方自体が微妙になってきますよね。ネイティブスピーカーの方が少数派なんですもん。

というわけで「ネイティブなまり」という発想を持つのもありじゃないかと。イギリスなまりの英語・アメリカなまりの英語、そういう発想。

ネイティブスピーカーの人たちはなまってない英語を話しているのではなく、ネイティブなまりの英語を話していると考えてみる。

日本なまりの英語、中国なまりの英語、インドなまりの英語、イギリスなまりの英語、アメリカなまりの英語、みんな平等になまってるだけって感じ。

日本人は日本人の英語しゃべってればいいんじゃないでしょうか。「ネイティブみたいになまりのない英語を話さなきゃダメ!」なんて思わなくても、相手に伝わってればそれでいいのでは。

もちろん、しっかり発音の練習をしたりリスニングの練習をすることは必要だし重要です。「相手に伝わる英語を話す」「相手の英語を聞き取れるようになる」のは必要なこと。

でも、「ネイティブの英語」をそんなに特別視というか絶対視しなくてもいいんじゃないかと

もはや英語は「イギリスの言葉・アメリカの言葉」ではなく「世界の公用語」になっているのです。英語を話しているのは非ネイティブのほうが多いし、非ネイティブの英語だから悪いってわけじゃない。

まとめ

・英語を話している人の中でもネイティブスピーカーの方が少ない

・「ネイティブなまり」という発想を持つのもありかも。ネイティブスピーカーの方が少数派