外国語を学んで、想像力を鍛えよう!

言語というのは考え方であり世界観! 外国語を学ぶことで思考の幅が広がり、イマジネーションが刺激されるのです。

ラテン語の辞書

(画像はウィキペディアより)

というわけで、今回のテーマは「外国語を学ぶと、想像力が豊かになる」。外国語というのは単純なコミュニケーションのツールというだけではない!

言葉は、文化であり世界観

世界中には様々な言語があり、それぞれの言語には色々な違いが。この違いこそが想像力を鍛えてくれるのです。

みなさん、外国語を「単純なコミュニケーション用のツール」だと思っていませんか? 外国語を学ぶのは海外の人と話をするため、それ以外の意味は無い……そう思ってるならもったいない!

言語というのは「考え方」であり、「物事を表現する方法」であり、「文化」であり「世界観」でもある。

みなさん、頭の中で考えてることって日本語ですよね? 「今日はいい天気だ」と思っても、「It is fine today」とは思いませんよね(笑) 日本人なら基本的にはそうでしょう。

日本語で考えるのは、日本語で世界を見ること。日本語だけで考えるというのは、日本語だけで世界を見るってこと!

外国語を学ぶと、外国語で世界を見られるようになります。複数の言語を使えると、より多角的な視点で世界を見ることができるように。

日本語だけしか使えない人より、別の言語も使える人の方が思考の幅が広く想像力が豊かだと言えるでしょう!

名前

ここからは、外国語を使って想像力を鍛える具体例をいくつか紹介していきましょう。基本的には英語を参考にします。

1つ目は「物事の名前」。例えば、ねこは日本語だと「猫(ねこ)」だけど、英語だと「cat(キャット」。ちなみにドイツ語だと「katze(カッツェ)、中国語だと「マオ」。このように物事の名前というのは、言語によって違います。

そんなの当たり前じゃないか! と思うかもしれませんが、改めて考えると想像力が刺激されませんか? つまり、「物事の名前には、大した意味なんて無い」ってこと。名前というのは言語によって変化する程度の存在。

別に猫のことをcatと呼んでもいい。日本語だと「猫は猫に決まってるだろう!」と思いますが、実際には全く決まってないんですね。

このように外国語を学ぶと視点が多角的になって想像力が鍛えられます。日本語で世界を見た時の「当たり前」が、実は当たり前じゃないことに気付ける

言葉の意味の違い

2つ目は「言葉の意味の違い」について。日本語の「神」と、英語の「God」の違いを考えてみましょう。

「God」を日本語に訳せば「神」、というのが日本人の一般的な認識でしょう。しかし、この2つは意味が大きく違います!

日本語の神というのは、やおよろずの神という言葉もあるように複数が存在するもので、なおかつ神それぞれの影響力はそこまで大きいものではありません。

これに対して、英語のGodが意味するのはキリスト教における唯一絶対神! Godは単一にして絶対の存在。今でも多くの人がGodを信じ、Godに救われるために教えを守っています。

日本語の「神」と、英語の「God」。これは大きく違う存在であり、完全には翻訳できない。このように日本語には無い概念やアイディア、似ていても違った考え方などが外国語の中にはあります。

初めにも書きましたが、言語は「考え方」であり「物事を表現する方法」であり「文化」であり「世界観」でもある。外国語を学ぶことで思考の幅が広がり、想像力が鍛えられます。

ちなみに、頭が大文字の「God」は上で書いたように唯一絶対の存在だけど、頭を小文字にした「god」は異教の神々などを表す言葉。

なので、日本語の神をあえて訳せばgodの方になります。このように「God」と「god」を明確に区別するというのも日本語には無いアイディアで面白いですね。

文法の差異

今までは単語について見てきましたが、そもそも「文法の違い」も想像力が刺激されることでは。日本語と外国語では、単語だけでなく文法なども違いがある!

例えば、1人称について考えてみましょう。日本語には私・おれ・ぼく・あたし、などなど多くの1人称が。状況に応じて1人称を使い分けるというのは日本語なら当たり前の話。

これに対して英語では「I」しかありません。もちろん、1人称を使い分けるという発想も無し。

これは非常に大きな違いですよね! 日本語では同じ人が私だったり俺だったり僕だったりするけれど、英語では常に「I」。

ある意味では安定していると言えるかも? 日本人と比べると欧米の人は自分の意見をはっきりと主張するとされますが、1人称が安定してるのも理由の1つかも知れませんねぇ。

まとめ

このように外国語を学ぶと、「日本語の当たり前」ひいては「自分の当たり前」がただの思い込みであることが発見できます。違う言葉で世界を見ると、違う世界が見える! これは想像力が鍛えられますよ。

外国語は「単純なコミュニケーション用のツール」ではない! 外国語を学ぶことは多角的な視点を持つことであり、思考の幅を広げること!

ものごとを違った視点で見てみたいときは、違った言葉で考えてみるのもいいかもしれませんね。新鮮なアイディアが思いつくかも。

 

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