差別も無差別も悪い意味!? ~言葉の面白さを考えてみる~

「差別」って基本的に悪い言葉ですよね。しかし、それを否定してるはずの「無差別」も印象が悪いような……? 中々に、かわいそうな言葉だと思ってしまいます(笑)

というわけで、今回は「差別・無差別」という言葉に対して想像力を膨らませまくってみますよ! ちなみに英語で差別はdiscrimination、無差別はindiscrimination

「差別」は悪い言葉

差別ってのは、基本的に印象の悪い言葉でしょう。職業差別・性差別などなど「差別してはいけません」って学校で教えられますよね~。

デジタル大辞泉の解説を引用しますと、

[名](スル)
1 あるものと別のあるものとの間に認められる違い。また、それに従って区別すること。「両者の差別を明らかにする」

2 取り扱いに差をつけること。特に、他よりも不当に低く取り扱うこと。「性別によって差別しない」「人種差別」

1は悪い意味ではありません、問題なのは2の方。差別というのは理由がなく不当な行為。区別はよくても差別はダメ。そんな感じの言葉でしょう。

無差別も印象が悪い!

しかし! 差別を否定しているはずの「無差別」も良い印象が無いですよねぇ。「無差別殺人」「無差別爆撃」など、良い意味ではなく悪い意味で選別しない行動が多いような。

差別はダメだけど無差別もダメ。なんだか、かわいそうな言葉な気がしません(笑)? 差別が悪いなら無差別は良いのかと思えば、そんなこともない。差別的な行動も無差別的な行動も非難される……

例えば「暴力」なら、暴力はダメだけど非暴力は良いこと。普通は否定されると評価が逆転するはずなのに、差別は無差別になってもダメ。どっちにしろ非難されるなんて……「差別」って言葉に同情してしまいます(笑)

差別化はOK

さてさて、「差別は、どっちにしろ良くない意味でしか使われない」的なことを書いてきましたが例外もあります。

経済学などで使う「差別化」は、良い意味の言葉ですよね。「他の物事との違いを明らかにすることで、顧客からより注目してもらう」というような考えであり、↑のデジタル大辞泉で言えば1の意味でしょう。

区別化、とは言わないのも面白いところ。区別化の方が誤解が少ない気もしますよ!

差別はダメだけど、差別化はOK。「差別する」のはダメだけど「差別化する」のはビジネスだと当たり前の話。

まとめ

差別
無差別
差別化

言葉の印象、使い方を改めて考えてみると意外と面白い。

日常生活の中の当たり前のことに対して、想像力・妄想力を膨らませるのは楽しいですね! 無料で楽しめる素晴らしい暇つぶしです。想像力を膨らませれば、1のことで10楽しめる! みなさんもお試しあれ。

 

他にも言葉について考えてみたり

語尾って、キャラの個性を表現できる便利なもの、なのだわ!
これだけで性別・年齢などが表現できるわね。作品によっては個性的なのもあるニョン!というわけで、今回のテーマは「語尾」。文書の最後に付ける言葉で、~です・まず、などがそうですね語尾の種類と印象の違い語尾が違うと、同じ文章でも印象が変わってきま
だらしある、後ろ明るい、申し訳ございます ~言葉をひっくり返してみた~
くだらない、くだる? 逆のパターンがない言葉って、意外とある。