SUVとは? セダン? 今さら聞けない車の種類まとめ

CMとかだと当たり前に使ってくるけど、実は意味の分からない単語が多い! といわけで調べてみました。

ワンボックスとツーボックス

まず、車の基本的な形から。

ワンボックスカー(1BOX)……エンジンルームが前に飛び出しておらず、全体が1つの四角に見えるもの。

By 天然ガス (Own work) [CC BY-SA 3.0 (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0)], via Wikimedia Commons

ツーボックスカー(2BOX)……エンジンルームがはっきり分かるもの。

By TTTNIS (Own work) [CC0], via Wikimedia Commons

スリーボックスカー(3BOX)……前のエンジンルームに加え、後ろにも荷物入れ(トランクルーム)が突き出ているタイプ。ノッチバックとも。

セダン

座席の後部と荷物入れがつながっていない3BOXタイプの車。また、ドアは4つ。

クーペ

座席が1列でドアが2つのもの。

リムジン

長い後部座席部分を持ち、運転席との間に(可動式の)仕切りを設けた大型乗用車。職業運転手(お抱え運転手)が運転することが多く、座席部分の内装も豪華。

また、日本では特定区間を行き来するバスや大型のバンなどにも使用されます。リムジンバスなど。

バン

主に荷物を運ぶための大型1BOXカー。背も高い。トラックと違い、後ろの部分まで1つなぎの構造。基本的に商用車。小さいものはライトバン。

By Arriva436 (Own work) [CC BY-SA 3.0 (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0), via Wikimedia Commons

ミニバン

はっきりとした定義はなし。日本では箱型の大型乗用車がミニバンと呼ばれる。3列の座席で、スライドドアになっていることが多い。ファミリー向けとして人気。

ワゴン

語源としては「足に車輪がついた荷台」。ワゴンセールの「ワゴン」。

車の分類としては「ステーションワゴン」が使用されます。2BOXカーで、後部座席と荷物室がつながっている。

ミニバンとの違いはかなり微妙だけど、比べるとステーションワゴンの方が車高が低いことが多い。

四輪駆動(よんりんくどう)車

通称は四駆(よんく)。エンジンが前輪と後輪の両方につながっているタイプ。一般的な二輪駆動車に比べると砂・雪など不整地での走行が安定します。

4WD(four-wheel drive)という表示になっていることも。

ちなみに小型四駆の代表「ジープ」は、クライスラー社のブランドであり車種というより商品名。

SUV

スポーツ・ユーティリティ・ビークル(Sport Utility Vehicle)、「スポーツ用多目的車」と訳される。これは車の構造や形ではなく「使い方」の分類。

この「スポーツ」とはサーフィン・スキー・キャンプなどで、そういった自然の中での遊びができる場所まで出かけられる高い走行性能が特徴。都市の中だけでなく不整地でもOK。

そのため昔は四駆が基本だったけど、今では四輪駆動ではないタイプも増えてきており意味があいまいになっています。

EV

Electric Vehicleの略で、日本語だと電気自動車。ガソリン車がエンジンでガオリンを燃焼させて動くのに対して、電気自動車は電動モーターで走る。エンジンの動きがないため静か。

また、走行中にCO 2や排気ガスを出さないため地球温暖化・大気汚染の防止になるとされ、ガソリン車からの移行が進み始めている。

ハイブリッド車

2つ以上の動力源を持つ自動車。一般的にはガソリンエンジン+電動モーター。

プラグインハイブリッド

コンセントから差込プラグを用いて直接バッテリーに充電できるハイブリッド車。2008年ごろから普及。

これ以前のハイブリッド車は外部からバッテリーに直接充電できない構造。まずはガソリンを使ってエンジンを動かし、それによって車の中で発電しバッテリーやモーターに電気を送るシステムでした。

自動運転

日本政府や米国運輸省道路交通安全局 (NHTSA) では自動化のレベルを以下のように定義しています。

レベル0
ドライバーが常にすべての主制御系統(加速・操舵・制動)の操作を行う。
レベル1(運転支援)
加速・操舵・制動のいずれか1つをシステムが支援。自動ブレーキなどの安全運転支援システムなど
レベル2(部分自動運転)
加速・操舵・制動のうち同時に複数の操作をシステムが行う。ただし、常にハンドルは握っていなければいけない。渋滞時に前の車との車間距離を保つ機能など。2017年現在はこのレベル2までしか販売されてません。
レベル3(条件付自動運転)
限定的な環境でのみ、システムが加速・操舵・制動の3つともを行う。機能している間はハンドルを離してもよい。緊急時は人間が対応。レベル3に該当するシステムは自動車メーカーの「Audi」が2018年に市販開始すると発表している。
レベル4(高度自動運転)
特定の状況では加速・操舵・制動といった操作を全てシステムが行い、その条件が続く限りドライバーが全く関与しなくてもよい。
レベル5(完全自動運転)
無人運転。全ての状況で運転をシステムに任せる状態。

軽自動車

日本の自動車の分類の中で最も小さい規格、排気量660cc以下の三輪・四輪自動車のこと。125cc超250cc以下の二輪車も含みます。ナンバープレートの色は、自家用車が「黄色地に黒文字」、事業用は「黒地に黄色文字」

これは日本独自の規格。外国に「軽自動車」はありません。軽ではない一般的な自動車に比べて税金などが優遇されています。

 

さて、いかがだったでしょうか。意外と全部分かってた人は少ないのでは? ちょっとでもみなさまの疑問解消につながったなら幸いです。

 

 

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