アニソン・ボカロの人気の理由を考えてみる ~J-POPと何が違うのか?~

最近はアニソン・ボカロ曲が人気ですよね~。売上ランキングでも、かなり上位に入ってきてます。その魅力とは?


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というわけで、今回のテーマは「アニメソング・ボカロ曲の魅力」。ちなみにアニメソングというのは和製英語であり、海外ではanimesongとは言わないみたいですよ?

アニソンとボカロの歴史

本題に入る前に、少しだけ説明を。アニメソング、縮めてアニソン! 主にアニメ作品で使用される主題歌・挿入歌・イメージソングなどの歌曲楽曲のことですよね

アニソンが商業的に注目されるようになったのは、1980年代前半に放送された『うる星やつら』からだと言われています。

およそ1クールでオープニング・エンディング曲を変える試みを行い、これがレコード会社に大きなビジネスチャンスになったとのこと。

そして、アニメソング歌手が表舞台に出てきて今のような立場になった出発点は、「およげ!たいやきくん」のヒットで有名になった子門真人さん。

子供番組の主題歌を歌う歌手が注目されるようになり、少しずつテレビなどの露出も増えていきました。

ボカロ曲は、初音ミクを代表とするボーカロイドのために作られた曲。2007年8月31日に発売された初音ミクがニコニコ動画上で人気になり、そこから多くのオリジナル曲が発表されるように。

最近だと、アニソン・ボカロが売上ランキング・カラオケランキングの上位なのも普通になってきましたよね~。みなさんにも、お気に入りの曲があったりするのでは?

アニソン・ボカロの魅力は世界観だと思う!

ここから本題に入っていきたいと思います。アニソン・ボカロの魅力をJ-POPと比較することで考えてみますよ!

ただし「J-POP」というジャンルも定義が難しい言葉。私も専門家じゃないですし、正確なことは良く分かってませんし。

とりあえず「アニメ用ではない、一般的な歌手が歌っているもの」ぐらいのざっくりとしたイメージで読み進んでいただければ。

さて、アニソン・ボカロの魅力とは何か! それは「世界観」だと思うんですよね! アニソン・ボカロとJ-POPの違いは、ベースになっている世界観なのでは。

J-POPは、現実の社会がベース

J-POPの世界観って、現実の世界がベースになってますよね。現実の恋愛関係・現実の青春・現実の学校現実の社会、そういったものがベースになっている。歌詞の中でも、不思議なことが起こることは少ない印象。

まぁ、現実社会をベースにすることで視聴者が共感しやすくしているわけでしょう。

でも、そのせいで世界観がに広がりが無いんですよね。

「恋人との青春」「失恋の悲しさ」「友情」「大切な仲間」「明日への希望」「未来への不安」「孤独」とか、そんな感じの内容が多い。

これについて2chの話題を元に出来あがった初音ミクオリジナル曲『J-POPの歌詞における「何か」の探され率は異常』なんて曲もありまして、歌詞を引用すると

儚い花が散る
一歩づつ歩いて弱い私強くなる
翼を広げて旅に出る
さよならどこに行こうか
希望を抱いて光が射す方へ
会いたくて会えない
大切な人はもういない
前髪を切った君に会いたい
瞳を閉じて君の名を呼ぶ
永遠を信じてたあの頃に戻りたい
寂しい夜を迎える
黄昏 涙流れ
同じ空の下雨が降り虹がかかる
桜舞う道の下で君の事を考えている
大切な仲間もう一人じゃない
おいしいパスタ作った母さんありがとう

う~ん、確かにJ-POPってこんな感じ(笑) なんというか、けっこうワンパターン。私たちが思ったり悩んだりすることを、ちょっとロマンチックに書いてるだけって感じ? ある意味で、日常的というか。

もちろん、すべてのJ-POPがこうってわけじゃなく面白く珍しい歌詞の曲もあるわけですが、基本的には現実世界がベースでしょう。

アニソンとボカロは、創作の世界がベース!

これに対してアニソンはフィクション(非現実)の世界をベースにしています。まぁ、アニメ用に作られた歌なんだから当たり前と言えば当たり前ですけどね(笑)

ボカロの方も、フィクション風の世界が基本だと思います。たまにリアルっぽい世界観の曲もありますが、ファンタジーっぽい曲・SFっぽい曲とかが多い気がしますよ! 後はギャグ風味の笑える曲も多いでしょうか。

そして、フィクションをベースにしているからこそ世界観に多様性があるんだと思います!

アニソン・ボカロだと、船に乗って世界一周してもいいし、巨大ロボットに乗って敵と闘ってもいいし、魔王を倒すために旅立ってもいいし、宇宙船に乗って銀河の果てを目指してもいいし、魔法少女に変身してもいい。

J-POPだと、こんな歌詞は少ないですよね。世界観が現実に縛られてない分だけ色々な歌がある。それがアニソン・ボカロの魅力では!?

みなさんのお気に入りの曲も、どうでしょう? 歌詞の内容って現実ではありえない感じでは?

まとめ

フィクション用に作られた歌だからこそ、非日常的な夢の世界を表現することが出来る。

そして、それ歌うことで私たちも夢の世界に入っていける。現実の恋愛関係・現実の青春・現実の学校現実の社会を飛び越えていける。それがアニソン・ボロカの魅力だと私は思います。

もちろんJ-POPみたいな現実ベースの曲も共感しやすくていいけれど、アニソン・ボカロみたいな非現実的な夢の世界もいいですよね!

 

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